リヤドロ 「東洋の獅子」 世界限定数1500体
左：雌 右：雄
それぞれ販売価格１，００４，４００円
獅子は門や玄関から入ってくる邪気を払う力があり、また財を守る効果があると言われています。
毬を踏んでいるのがオス、子獅子を踏んでいるのがメス。
色々ないわれがありますが、毬を踏んでいるのは
「将来、物事がうまく転がるように」の意味があり、
子獅子を踏んでいるのは、「子孫が栄えるように」という意味合いがあるようです。
そして、獅子は２体で１対。
中国より伝わるいわれとして、獅子の「獅」という字の音が「事」に通じていることから
「獅子」は「獅獅」→「事事」ものごとが快調に進んでゆくさまを表しているといいます。
獅子像は、東洋諸国で宮殿、寺院、邸宅などの入り口を両脇から守っている伝統的な像から発想を得ています。
伝統的な獅子像は衣装をつけていませんが、リヤドロは垂れや胸甲からなる鎧を着け、
獅子たちの勇姿を強調し、家や人を守るという役割をわかりやすく表現しました。
獅子の頭には毛が渦を巻く様子が表現されており、この渦巻きの数がその家に住む軍人の階級を表現し、13個が最高位を表していました。
また獅子のフォルムや、たてがみ、尾の造形も強調されています。
それは、伝統的な獅子像の作者たちが実際にライオンを見たことがなかったため、
彼らは獅子像を制作するに当たり、ライオンよりも太くがっしりとした大型犬を参考にしていたのです。
オリジナルの獅子像は鈴をつけていますが、本作の首飾りは円形や楕円形のモチーフから作られ、よりボリュームのある装飾的なデザインとなっています。
通常、二体一対で置かれ、向かって左に足で子獅子を押さえる雌、右に足に玉を持つ雄が配置されます。
獅子の毛並みに用いられたグリーンのエナメルは、中国をはじめとするアジア文化との融合を表し、このグリーンの色合いは、アジアで聖なる石と考えられてきた翡翠色を出すために使われる「セラドン」と呼ばれる釉薬を思わせます。
獅子の鎧には、ライオンという動物の高貴さや威厳を強調するために金彩が用いられており、手作業で磨き上げられ、あえて古びた印象を与えて作品に骨董的な雰囲気を醸し出しています。
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